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2016年11月に実写映画化される猟奇サスペンスホラー「ミュージアム」。
今話題の本作について、あらすじと感想をまとめました。
※盛大にネタバレを含みますので、嫌な方はまずはこちらのサイトで試し読みをすることをオススメします。
サイト内で「ミュージアム」と検索してください。
目次
あらすじネタバレ
主人公「沢村」は警視庁捜査一課巡査部長。敏腕の刑事だが、仕事人間で家庭はないがしろ。
そんな沢村に愛想を尽かした妻子が、「アナタ・・・刑事のクセに私達の事は捕まえられないのね・・・」と言って家を出ていくシーンの回想から物語は始まる。
第1の殺人を皮切りに、次々と猟奇的な殺人が起こる。すべての殺人には刑の名前が書かれたメモが残されていた。
第1の殺人「ドックフードの刑」
被害者は廃ビルに閉じ込められ、生きたまま犬に食い殺された。
愛犬家だった被害者だが、アレルギーを持つ恋人と同棲するため、飼っていた犬を札処分していた。
第2の殺人「母の痛みを知りましょうの刑」
被害者は生きたまま体の色んな部分を切り取られて殺された。その重量は出生体重と同じだった。
彼は母親と二人暮らしのニートで、親のスネをかじっては食う寝る遊ぶの繰りしの生活を送っていた。
→ここで、犯人の<かえる男>登場!
拉致してきた第2の被害者に対して「判決の結果、君は有罪。これを休憩し、これより執行する」と言って体を切り取り始める。
第3の殺人「均等の愛の刑」
被害者はたてに半分に切り裂かれ、それぞれ自宅と愛人の会社に宅配された。彼は不倫をしていたのだ。
ここまでの事件を捜査していくうちに、3人の被害者が”幼女樹脂詰め殺人事件”の裁判員裁判にかかわった、裁判官と裁判員であったことがわかる。
[su_box title=”幼女樹脂詰め殺人事件”]当時4歳の行方不明になった少女が、樹脂素材で固められて発見された事件。犯人と疑われた人物は、自殺してすでに他界していた。[/su_box]
そしてその裁判員として、沢村の妻も参加していたことが判明、身内が事件に関係していたことで捜査を外されてしまう。
家を出て行って所在の分からないままの妻子の身を案じる沢村は、単身事件を追い続け、<幼女樹脂詰め殺人事件>が実は「カエル男」による犯行で、犯人と疑われ自殺した男は誤認逮捕であったことを突き止める。
他の裁判員も次々に殺されていく。
第4の殺人「ずっと美しくの刑」
美容整形を繰り返していた女性が冷蔵庫の中で氷付けにされ凝らされる
第5の殺人「針千本の-ますの刑」
インチキ占い師が口に画鋲をつめこまれ殺される
カエル男にとって、樹脂詰めの幼女は”作品”だったのだ。自分のことを「人を楽しませるアーティスト」と称する。それを、別の男がやったという判決を出した裁判員・裁判官を作品にして殺害していたのだった。
沢村は、妻子を探し続け、やっと所在をつかむが、すでにカエル男に拉致された後。
そして捜査を協力してくれていた後輩も殺されてしまう。
警察は宛てにはできず、仲間も殺され、沢村は犯罪まがいの捜査を続ける。
あの時、カエル男はなぜ自分を殺さずに去って行ったのか。雨がっぱとカエル面にも理由が・・・?
そして事件はすべて雨の日に起こっている。
考え合わせると、カエル男は日光にアレルギーではないかという推測がたった。沢村は光にアレルギーがある患者を調べ、身元を特定。「霧島」という男だった。
霧島の自宅を調べに入る沢村。証拠物品が見つかる中、霧島に襲われ意識を失い、地下に監禁されてしまう。
部屋には膨大なピースのパズル、どうやらこのパズルにドアロックのパスワードが書かれている。
監禁部屋には、ぬるいコーラとまずいハンバーガーが出てくる。しぶしぶながらも口にして、パズルを進めた。
完成するとそこには「EAT」の文字。
監禁部屋を出ると、妻子の頭部だけが置いてあり、あのハンバーガーはもしかして・・・
沢村は嘔吐し、カエル男に対する憎悪と憤怒の感情に飲み込まれてカエル男を追いかけ、
カエル男の後ろ姿に追いつくが、その後姿はカエル男ではなく・・・
「遥ッ」
と沢村は妻の名前を呼んだ。
カエル男は、沢村の手で妻を殺させようとしたのだが、失敗した。
頭部だけの死体はフェイクで妻子は生きていた。
霧島は子供を人質にとってさいごのあがきをするが、他の刑事たちもかけつけ、追い詰められて逃走、ウッカリ外へ飛び出し、太陽の下ひどいアレルギーを発症し意識を失い倒れた。
1年後。
霧島は意識不明のまま病院にいる。沢村は刑事を辞めていた。
トラウマを抱えながらも、家族3人の平凡な生活を取り戻した。
沢村は霧島の言葉を思い返す。
「エンディングは3つあった。」
㈰沢村が妻を殺し息子と生き残る。
㈪沢村が霧島を撃ち殺し、家族3人生き残る。
そして、、、
最後の言葉は聞けなかった。
もうひとつのエンディングはなんだったのか。
感想
まずリアリティさがイイ!
絵柄のせいもあると思いますか、猟奇的殺人・カエル男という題材でも今この世界で起こりそうな現実味があります。
そして、やっぱおじさんがたくさん出てくるマンガいいですね。
沢村をサポートしてくれる上司の”関端警部補”や後輩の”西野”(殺されちゃいましたが・・・)もイイ味出してます。
数々の猟奇的殺人が起こりますが、殺されるシーンが詳しく描かれるのは第二の殺人「母の痛みを知りましょうの刑」のみ。
カエル男の登場シーンですね。この演出がとても良かったです。カエル男の不気味さ、被害者の恐怖感が伝わってきます。
ここでアレ?と思った点をひとつ。
『カエル男、キミ意外と喋るね?』
こういう不気味な犯人って、最初はあまり言葉を発しないことが多いですが、しょっぱなから結構おしゃべりなのです。
でもこれにより、カエル男は正体不明の化け物ではなく、紛れもない人間だということが伝わってきます。
犯人のマスクが、恐怖心を煽るような変なマスクとかではなく「カエル」だったところが、逆に不気味さを増して、「雨の日」や「カエル男」ってネーミングと相まって良かったと思います。
エグイのが好きな私は、猟奇殺人に『おぉ〜、これはなかなか』と言いながらも、人間を縦半分は相当大変だろうな、とか、業務用冷凍庫とはいえこんな氷詰め作るの何日かかるんだ〜とか変な心配をしてしまいました。まぁそこは置いといて。
「刑」のネーミングもね。小ばかにしてる感じで犯人が楽しんでいることを醸し出しています。軽いネーミングに対して殺人内容がひどいので、その凄惨さが際立つんですね。
しかしですね、沢村、すごく勘よすぎなとこあります。カエル男の正体を突き止めて行く過程が順調すぎというのでしょうか。
まぁ妻子の命がかかっていれば必死になりますからね。
そして、残る謎。あの、妻子が拉致されるところの、自称・妻友の彼氏。
あれは、、、霧島には見えないので、一体だれだったんだろう、、、と。
最終的には奥さん子供も無事に救出、犯人はつかまり、予定調和っぽい終わり方なのですが、色んな終わり方の可能性を提示しています。
犯人が言った2つのエンディング、聞くことができなかった3つめのエンディング。実は作者はもっと悲惨なエンディングも考えていたようです。
それを想像するのも、楽しみのひとつですね。
全体的にうまくまとまっていて読み応えもあり、面白い作品だと思いました。
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