サスペンス

惡の華 あらすじと最終回のネタバレ感想!佐伯さんのその後は?

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1巻の表紙がとっても印象的な『惡の華』。(「クソムシが」という台詞を微笑みながら吐く少女が描かれています。)

話は中学時代と高校時代に分かれていて、中学編では、一見平凡な主人公があることをきっかけに日常から外れ、常識を逸脱した行為の中に身を投じていく様子が描かれます。

そこには自我の目覚めなどがあるのですが、破滅的な行動は最終的に大きな事件となり、中学時代は幕を閉じます。

事件後、高校生になった彼が、中学時代を見つめなおし抱えていた問題を昇華していく様子が描かれます。

彼の最終的な行き先はどこなのか。<中学生編>と<高校生編>にわけて、最終話までのあらすじをまとめました。

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『惡の華』あらすじ

中学生編

主人公「春日高男」は、ボードレールをこよなく愛する内向的な少年。

周囲が”理解できない”ことを理解しているという立ち位置に立つことで、自分と周りに格差を作っている。

 

ある日の放課後、春日は偶然落ちていた憧れの女子「佐伯奈々子」の体操服を盗んでしまう。

それをクラスメイトの「仲村佐和」に見られてしまい、ばらされたくない春日は中村さんの変態行為につきあうことになる。

 

仲村は、周囲の人間を「クソムシ」と呼んで嫌悪し、その感情を隠さず周囲にまきちらす変わった少女で、クラスでは浮いた存在。

 

彼女は「まともな日常」に自分の居場所を見出せないでいるが、春日の盗みを目撃して、自分と通ずる部分を見出す。

最初は仲村を嫌がっていた春日だが、少しずつ仲村の考えに傾倒していき、犯罪行為を自ら考え実行していくようになる。

そんな二人に引きづられるように、一見何の闇も無さそうで幸せそうな佐伯も、優等生という殻を脱いで、”まともではない”部分をさらけ出し、春日をなんとか自分のほうへ引き戻そうとするが、春日の心は中村を追うのだった。

 

二人は今ある現実を壊したり、そこから離れたりしようと計画実行していくが、うまくいかない。

その中で、悟るのだ。「どこまで行っても何をしても、自分は自分でしかない。」と。

追い詰められた二人は、最後の計画を実行に移す。

多くの人で賑わう祭りの中、やぐらに登り、周囲を罵りながらも、結局自分たちも”クソムシ”であったことを叫んだ。

言い終わって焼身自殺を図る最後の瞬間、仲村は春日を突き飛ばし一人で逝こうとする。しかし、結局二人とも大人たちに取り押さえられ、計画は失敗に終わる。

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高校生編

春日は、中学時代の事件後、引っ越して”普通”の高校生として当たり障りなく過ごしていた。

事件で色々なものを失った春日。家族との関係もギクシャクしたままだ。

 

そんな上辺だけの日常の中で、「常盤文」という美少女と接点をもつようになる。

常盤さんは、本当は小説を読んで書く文学少女だが、普段はその姿を隠して周りとつきあっていた。

その常盤さんが隠していた本当の姿の部分を、春日が手放しで褒めたことで、彼女にとって春日は特別な存在になった。

 

ある日、春日は偶然佐伯と会う。連れている彼氏は昔の春日の面影があり。

佐伯さんに誘われ、二人で会うが、佐伯は以前の優等生でまじめで優しい佐伯さんではなかった。

笑顔で本心をさらけ出す。

「祭りでの出来事をテレビで見て、突き飛ばされた春日を見て、ぶざまで笑いが止められなかった」とか。

「常盤さんは仲村さんの代わり?一生そうやって逃げ続けてくんだね。」とか。

「がっかりした」とか。

 

佐伯の言葉に圧され、過去に囚われたままの現在の自分に気づき、ふさぎこんでいく春日。

しかし、常盤の小説の中から、殻をやぶるヒントを得る。

過去をひきずったままの自分、本当の自分を隠したままの常盤。

「僕がきみの幽霊を殺す。きみが好きだ」と告白。常盤さんは彼氏を振って春日を選んだ。

 

春日の心は雪解け。家族とも前向きに接するようになる。

常盤と前を向いていくために、もう一度仲村に会うことを決める。

 

春日と常盤は、母と暮らしている仲村を探し出し、海辺で話始める。

春日の心は、仲村と会っても、中学時代と同じ衝動は起こらず、引きずっていた黒歴史も幕を閉じた。

仲村はそんな春日を察し、「みんなが行く道を選んだんだね」と言って去ろうとするが、そんな彼女を砂浜に引き倒し、「僕はうれしい、仲村さんが消えないでいてくれて」と春日は泣きながら告げる。

最後は3人で海の浜辺でじゃれあい、とびきりの笑顔を仲村さんも見せる。

別れの場面。「二度と来んなよ、ふつう人間」

 

仲村と会ってみて、やっと春日は、自分が成長していてあの頃の自分からはすでに解き放たれていて、前を向いて進んでいけることを悟った。

 

数年後。春日は常盤と一緒にいる。常盤は夢だった小説家に一歩前進し、幸せそうな二人の様子。

 

そして。未来の映像。

惡の華を見つめる春日。

常盤さん小説家に。幸せそうな常盤と春日。子供。

佐伯は夫と二人(三人?)の子供と平凡な生活。故郷を訪れ、事件のとき自分を心配してくれた木下と再開し抱き合う。

仲村さん、父と和解。惡の華。

はっと目を覚ます。未来の映像は夢だった。春日は思い立って何かを書き始める。

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最終話

仲村視点の世界。

仲村の目に映る世界は、周りの人間は本当にムシがたかっていて、ドロドロしている。そのドロドロしたものに、自分の体も侵食されそうになる。

抵抗していると、ムシにまみれていない男子が見える。

それは体操服を盗む瞬間の春日だった。

仲村は春日に笑顔で声をかける。

 

『惡の華』最終巻まで読んでみての感想

中学生編を読み始めたときは、「何なのコレ」とちょっと引き気味でしたが、後々このひどい状況が生きてきます。

とにかく仲村さんのイきっぷりが半端無くて、強烈すぎです。トラウマになるレベル。

「クソムシが」ってもう流行語ですよね。

そんな強烈キャラ仲村さんですが、

「どこへ行っても 私は消えてくれないから」

と殺してほしいと春日に泣きながら頼むシーンは、今までの奇行からはあまりにも弱弱しくて、グッときます。

仲村さんの抱えている闇が深いことが伺えます。

色々ためしてみたけど、結局ここから脱出することは不可能で、自分の衝動も消えるものではなく抱えていくしかない。

仲村さんにとっては絶望する事実だったのでしょうね。

 

やぐらのシーンは良かったです。おお、ここまでやるか、みたいな。演説もいいですね。

この理解しがたい行動が、中学生ならではの発想なんだろうな、高校生偏に入ってからの成長を感じ取れます。

 

高校生編ででてくる常盤さん。むっちゃいい子。いい子つかまえたね春日。

この常盤さんが、小説書くことを隠してるっていうのは、私もおたくを隠していた(いる)ので、気持ちがすごくわかります。

なかなか周りには言えないよねぇ。。。

この常盤さんとか佐伯さんの、周囲とうまくやっていくために自分を偽るっていう行為は、私も経験あるので、共感しますね。

私も「クソムシ」なんでしょうね~。

 

高校時代の佐伯さん、変わっちゃってましたね。一皮むけちゃったよね。

もともと空気を読む子だったのでしょうが、場面によってうまく自分を使い分けてますね。優等生っぽさも残しつつ、でもどこでもいい子ちゃんはやめたんですね。

すっごく感じよく話してきたと思えば、二人になった途端えげつない言葉で攻撃してきたり。

彼女も春日とよく似た彼氏を連れているあたり、過去を引きづってきた一人なのかもしれませんが。

でも、この再会で、佐伯さんは春日を忘れることができたかもしれないですね。

 

人は色んな経験を乗り越えて、大人になっていくのです。

春日は仲村さんに命をかけるほどの想いがあったけど、またそこに戻ることは選びませんでした。

当時はそれが全てと思っていても、時とともに自分も変わり、全てではなくなったりします。

大人になってから、昔の自分の世界の閉塞感に気づいたりすることありますよね。

 

最終話で、仲村さんはほんとうにクソムシだらけの世界に生きていたんだ~と思ったわけですが、

春日を見つけた仲村さん、とっても嬉しそう!腐った世界から連れ出してくれるかもしれない一筋の光に見えたのかもしれないですね。

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その後を考える 

中学時代の多感な時期は、親や周りとの衝突や、理解しがたい衝動というものが生まれやすいのでしょうが、仲村さんは激しすぎですね。

春日くんは常盤さんに出会って最終的に「ふつう人間」を選んで幸せな道を歩むんでしょうが、仲村さんとか佐伯さん、どんな大人になったのか。

春日の夢の中では、丸く収まった未来が描かれていましたが。

仲村さんはあそこまで激しいと、”普通”側には行けなさそうですよね・・・。

一皮剥けた佐伯さんは、要領よく生きて行けそうです。いくつもの仮面を使いわけて。

それにしても、この子たちに比べて、私の中学時代は能天気でしたね~・・・。

まだ読んでいない方は、ぜひ惡の華読んでみてください。

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